当サイトで主にお勧めしている脱毛器は、ケノン・ラヴィ・トリアの3機種です。
それぞれ特徴がありますので、わかりやすく比較していきますね。
まずはスペック比較から。
(2017年7月追記)
これを書いた5年前当時では3機種は人気で比較するレベルにあったのですが、ケノンが想像以上に進化してしまったのと、研究でトリアの欠点がわかってきたため、現時点ではケノンが圧倒的にオススメになっています。
5年での進化は大きかった…
それぞれの機種の問題点をざーっとあげますと
☆ケノン
・値段が一番高い
☆ラヴィ
・照射が遅い
・冷やさないと痛すぎる
・効果が劣る
・なんか一世代前の脱毛器というかんじ
☆トリア
・痛い、照射範囲狭い、使いづらい
・剛毛特化なのはいいけど、細い毛には効かない
・指毛にも効かない
・形状の問題で背中やお尻にも使えない
・とにかく痛い
というかんじですねー
まぁケノンが高いのは値段相応ですね。
機種名 | ケノン | ラヴィ | トリア |
一言で言うと | あらゆる点で優秀 | 面倒だけど安くつく | 剛毛特化で痛い |
値段 | 69,800円 | 39,800円 | 54,800円 |
効果 | 効果高めで細い毛にも効く | 3機種では劣る | 最強だけど細い毛には効かない |
1度撃ってから次に撃つまで | MAXで5秒くらい | MAXで7~8秒くらい | MAXで1.5秒くらい |
単位面積あたりの処理速度 | 早い | 時間がかかる | 早い |
照射回数 | 強烈な1ショット 3ショット 6ショット (切り替え可能) | 2ショット 5ショット (切り替え可能) | 強烈な1ショットのみ |
照射面積 | 3.5cm×2.0cm | 3.0cm×2.0cm | 直径1cmの円 |
痛み | あまり痛くない | 冷やさなきゃ一番痛い | かなり痛い |
美顔器機能 | ラヴィより速くて効果的 | ケノンよりは劣る | 無し |
オートモード | スライド照射機能(遅い) | スライド照射はない | スライド照射機能(速い) |
細かい照射回数 | 確認可能 | 確認不可 | |
返品保証 | 無し | 30日間返品保証 | |
毛の焼ける匂い | 臭い | 匂いなし | |
買ってからの問題 | 壊れにくい | バッテリーの維持が地味に面倒 | |
どこの国製? | 日本製で安心 | 中国製 | |
機種名 | ケノン | ラヴィ | トリア |
まとめるとこんな感じです。
とはいえ、この表だけではなかなかわかりにくいと思うんで、次の記事以降で細かい部分をわかりやすく比較していきますね。
(2017年7月 大幅修正しました)
脱毛効果で一番バランスがいいのはケノン
ケノン、トリア、ラヴィで比較すると、一番バランスよく脱毛効果があるのはケノンです。
トリアは剛毛特化すぎて、細い毛や指の毛には効かない、お尻や背中には形状的に使えないという致命的欠点があるのですよ。
そのかわり、剛毛は1年足らずで始末できるものすごい威力があるという、アンバランス極まりない機種です。
ケノンとラヴィはそうでもなく、まんべんなく効くのですが、あきらかにケノンのほうが威力が上。
そもそもラヴィは、ケノンの前機種であるイーモリジュとほとんど同じでして。
パワーに関しても上がったようなアナウンスがないんで、たぶんそのままです。
一方、ケノンの方はリニューアルを繰り返していて、剛毛用のストロングカートリッジが追加されたり、普通のカートリッジも威力を上げてたりで、5年前の発売時点とくらべて大きく進化しています。
発売時点でケノンのほうが効果が上だったのに、これでは比較に出来ないレベルですね…
以上、追記終わり。
以下、2012年時点で書いた記事に、ちょくちょく2017年時点での注釈をはさんでいます。
トリアは毛根に直撃してる感じがします
わたしも専門家ではないので、実際に使った上での感想でしかないんですけども。
トリアは無駄毛が燃えないんですよね。
ケノンやラヴィだと、照射すると無駄毛が焼ける匂いがします。
これが結構くさいんですけど、トリアはなぜかその匂いがしません。
さらに、無駄毛を剃っていない状態で照射した場合の反応も違います。
ケノンやラヴィだと、伸びている部分の無駄毛が焼けます。
ですから、剃らないで照射しても、照射後は綺麗サッパリした状態になります。
ですが、同じく無駄毛を剃らずにトリアで照射しても、無駄毛は燃えません。
ですから、照射後も一見同じ状態です。
ただし、部位によっては照射後すぐに毛抜きでするっと抜ける状態になります。
脱毛において一番重要な「毛が抜ける状態」に、照射した直後の時点でなっているんですよね。
ただ、ここで抜いてしまうと根本の奥の部分が肌の表面に残っちゃう場合があるので注意。
わたしはそれで面倒な事になりました(;´Д`)
ともかく。
なんでこうなるのかイマイチよくわからないんですけど、トリアは効率良く毛根にだけエネルギーが伝わっているのではないかと。
実は、無駄毛が細い部分に撃った場合、トリアよりもケノンやラヴィの方が痛いです
ケノンやラヴィは、無駄毛が細くてほとんどないところに照射しても「熱い」という感覚があるんですよね。
どっちかというと、肌全体にエネルギーが伝わっている感覚です。
すなわち、それだけエネルギーが分散してしまっているように感じます。
一方トリアは、無駄毛が細くてほとんどないところに照射しても熱くないんです。
黒い部分がないとエネルギーが吸収されないんですよね。
それだけ効率良く、無駄毛にのみエネルギーが吸収されているように感じます。
これが、レーザー脱毛と光脱毛の差なんじゃないかなぁと。
なお、わたしの感覚では腕の細い毛もトリアでMAXパワーなら、きっちり抜けました。
ぜんぜん痛くなかったですし、照射後すぐに引っ張ったら抜けました。
ケノンで同じ事をやった場合、トリアより痛みが強かったです。
無駄毛の方はしばらく生えてきていないので、効果が出ていると考えてよさそうです。
(2017年追記)
上記の通り、ある程度細い毛でもトリアが効くのはたしかなのですが、あんまり細い毛だとぜんぜん効きませんでした。
一方ケノンは効いたので「一定レベル細いと効かない」という難点がトリアにはあるようです。
こーいう毛では、ケノンはいけたのですが、トリアはダメでした。
トリアとケノン 脱毛比較 ケノンはトリアが反応しない薄い毛に反応:ケノンとトリア比較 女性の指&足 脱毛経過
ちなみに、エネルギーの出力ではトリアが22ジュール、イーモリジュが52ジュールと発表されているんですよね。
イーモリジュの52ジュールは計算の仕方が違うんじゃないかなぁと思ってるんですけども。
これだけ見ればイーモリジュの方が圧倒的に上なんですけど、照射した感じの無駄毛へのエネルギー伝導は圧倒的にトリアが上です。
その分、トリアの方が効果が強いと思います。
ただし、これをもってケノンやラヴィがダメかというと、そうでもないということは付け加えておきます。
こっちはこっちで、照射後しばらくは毛が生えてきませんし、きっちり効果が出ているように感じます。
あくまで「トリアの方がきっちりと毛根にエネルギーが行ってるので、より脱毛効果が強く感じる」という話です。
(2017年追記)
イーモリジュの52ジュールは出所不明でした、メーカーは否定してました。
ラヴィはもっと上の70ジュール以上だと公式でいってましたが、今では消えてます。
正直、そんなに出たら間違いなくやけどをすると思うので、未だにこの出力がよくわかりません…
なお、ケノンのメーカーに問い合わせると、薬事法の関係で出力を書いてはいけないんだそうです。
トリアも出力の記載はないですからね~
ただし、トリアの出力については、ちゃんと公式で言っていた出力でした。
ついでにいうと、光脱毛のサロンに通ったときは25ジュールくらいで撃ってた記憶があるんで、トリアは業者とそうかわらない出力が出ていることになります。
出力そのものは、おそらくトリアが未だに一番なんじゃないかなーとはあ思うのですが、その割には細い毛には効かない不思議。
レーザーと光の性質による差なのかもしれませんね。
トリアはよく効くけど痛いです
脱毛器を使うにあたって、効果と同じく気になるのが痛みです。
結論からいうと、ケノンは冷やさなくても使えるけど、ラヴィは冷やさないと痛くて、トリアは冷やしても痛いです。
トリアは、「いたっ」と言いながら照射し続けて、脱毛終了後には「喉元過ぎれば熱さ忘れる」という感じでスッキリする脱毛器です。
メーカー側は「痛いのは効いている証拠」といって、改善しようとしません。
そのかわり、とてもよく効きます。
「終わってみればトリアが一番よかったかな」と思える脱毛器ですね。
かわりに、やってる最中はキツイです。
正直なところ、ケノンでやれば多少時間はかかるとはいえ、痛みもほとんどなく綺麗さっぱり脱毛できるんだから、わざわざ痛いの使う必要あるのかなーとも思うのですが、でもやっぱり早く終わるのは嬉しいっていうのはあるんですよね。
なお、他の記事でも書いてますが、細い毛には全く反応しませんので注意。
ケノンは痛みを減らすように進化!
冷やさなくても意外といけます
一方、ケノンの方は「出来るだけ痛みを減らそう」という企業努力をしてるんですよ。
痛みを減らすことを一切放棄してるトリアとは大違いだ…
おかげで、2012年3月の登場時よりも出力が上がっているのに、痛みが減っているという素敵仕様になっています。
ケノンでも夏場とか暑い時期は冷やさないと痛くかんじやすいですが、冬場とかであれば、冷やさずそのまま使っちゃっても大丈夫なくらいです。
いちいち冷やさないでも痛くないのは、めちゃくちゃ楽です。
それでも人によっては痛く感じるんで冷やすに越したことはないし、ワキ脱毛やヒゲ脱毛とかは冷やす前提で考えたほうがいいですが、威力の高さの割に痛みを感じにくいのは間違いないです。
ただし、剛毛への威力はトリアには劣ります。
ラヴィは、トリアと違って冷やせば痛くないです。
逆に言うと、冷やさないと結局は痛いです。
むしろ、連射回数が多いせいで、トリアよりつらいです。
「結局痛いなら、効果の高いトリアの方が良い」となりがち。
ですから、ラヴィは冷やして使う前提で考えたほうがいいでしょう。
連射機能を使う場合は冷やして使わないとキツイです。
冷やせば全く痛くないかというと、部位によるので、ひげに使えば結局痛いです。
まぁそもそもラヴィの出力ではひげには効果がないと思いますが…
痛みが少なくてラクチンなケノンがイチオシ
剛毛を早く処理したいならトリアもあり
(2017年7月 全面改訂して評価しなおしました)
昔は割と拮抗してるイメージだったのですが、ケノンの進化と研究の結果、痛みが少ない割に効果が高いケノンがイチオシということになってしまいました。
それでも、剛毛を早く処理できるトリアに魅力があるのは確か。
痛くてもいいから、少しでも早く処理したいなら考えてもいいと思います。
ラヴィは、冷やさないと使い物にならないし、遅いし、冷やしてもケノンにもトリアにも威力で劣るわけで…
うーん、こうして比較すると、やっぱ値段相応の差がありますね。
いちいち毎回冷やすのはめんどくさいんで、ちょっとオススメできません。
結局、トリアにするか、ケノンかラヴィにするかは、痛みに対する捉え方によりますね。
痛いといっても、そんな耐えられない痛みではないんです。
でも、やっぱり痛いからしんどいですし、億劫になってしまうのは事実。
とはいえ、終わってしまえば残るのは満足感なんですよねぇ…
ですから、痛くてもいいという人はトリアをオススメします。
逆に、やっぱり不安だし楽したいという人は、ケノンやラヴィがいいでしょう。
特にケノンは万人向けです。
脱毛効果そのものはあります。
ただ、場合によっては二度撃ちしたりする必要がありますし、脱毛スピードもトリアには劣る印象です。
ケノン
トリア
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家庭用脱毛器 解説
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