ヤーマンのレイボーテ エクストラを体験!
2014年に発売したヤーマンの「レイボーテ エクストラ」を実際に使ってみました~
ヤーマンといえば、ノーノーヘアがおすすめできないようなものだったのですが、今度は流行りの光脱毛器ということで、ちょっと期待しつつの体験です。
とりあえず箱から。
特筆すべき部分はないけど、白で清潔感があって悪く無いですね。
まぁ、箱の良し悪しは別にどうでもいいといえば、そうなんですけども(笑
側面には「美容家電のパイオニア YA-MAN」と書いてます。
美容家電のパイオニア、だそうです。
「箱はいいから中身!」ということで、中身を。
今回は一番高級なバージョンの「レイボーテ エクストラ」です。
塗装が綺麗でなかなか高級感があります。
立たせられるのが嬉しいですねー
上部にボタンがついていて、そこで操作します。
持ち手のところのボタンが照射ボタン。
形が良く似たトリアと並べてみました。
ほぼ同じ大きさで同じ雰囲気ですね。
しかし、大きな欠点が。
コードをさす部分が底にある構造なので、せっかくの立たせられるデザインが意味をなさないのです。
なお、よく似た形のトリアは充電式タイプでコードをつなぎながら使えません。
一方、レイボーテは充電式タイプではなく、使用するときにコードを繋ぐ必要があります。
「使わない時は立たせておいて、使うときにコードを繋ぎましょう」ってことなんですかねぇ、これ…
逆向きにすれば立たないことはないけどビミョー(笑
脱毛という言葉は公式サイトでは使われていない
抑毛のための美容機器と考えるといいかも
なお、説明書を見ていると、
この製品は永久脱毛をするためのものではありません。
トリートメントを中止すると効果を感じにくくムダ毛の量は徐々に元に戻るように感じることもあります。
と書いています。
実際、公式サイトの方にも「脱毛」という言葉は書いておらず「ムダ毛ケア」とか「光美容」と書いています。
もうこれだけで、レイボーテの位置づけが見えてきましたね。
レイボーテは、パナソニックの光エステと同じかんじで、脱毛器というよりは抑毛器という扱いと考えればよいと思います。
結構熱いし、照射した部分の毛が縮れる反応
これはそこそこ効果ありそうな感じ
さて、実際に使ってみようということで、ムダ毛に照射していきます。
レイボーテのポテンシャルを調べるべく、いきなりMAXパワーで行きます。
照射面を肌に当てて、照射ボタンを押すことで照射。
ぱちん!
結構熱いです。
剃っておらず、ちょっと伸びていたムダ毛はちぢれる感じになっていて、他の脱毛器を使った時と同じような反応でした。
照射した感覚では、そこそこ効果ありそうな感じです。
ただ、あくまで「そこそこ」という感じですかねぇ…
パナソニックの光エステよりは効果が高そうですが、ケノン・ラヴィ・トリアといった効果の高めの脱毛器には及びませんね。
ケノンとか、場合によっちゃ煙でるくらいですからね…
レイボーテは、そこまではいかないです。
…脱毛器マニアなので、他の脱毛器との比較になってわかりにくかったかもしれません><
効果が無いということはないとおもうけど、先に出てる他の脱毛器のほうが効くと思うといったところですね。
ただ、説明書にあるとおり、使うのをやめると元に戻りそうな感じ。
そういう微妙な位置づけかなぁ、これは…
レイボーテにしかない機能
クールプレートでの冷却を体験してみた
レイボーテは、クールプレートと照射面があります。
照射面は他の脱毛器と同様に、光を照射して無駄毛をケアするのに使います。
一方、レイボーテ独特なのがクールプレートの方。
クールモードに設定すると、クールプレートが冷たくなって、保冷剤のかわりになります。
脱毛器を使う際、ムダ毛の密集地には保冷剤を使って冷やしてから照射したり、照射後に保冷剤で冷やしたりするんですよね。
それに使えるので、かなり便利なのです。
実際、使ってみると、かなり冷えます。
凍った保冷剤を使うのと変わらないくらい冷えるんで、ほんとに保冷剤のかわりになります。
冷やしながら撃てないので微妙な感じ
かなり冷えるのはわかりました。
じゃあ、実際に使い続けた時の使い心地はどうかといいますと。
残念ながら、ちょっと微妙な感じです。
たとえば、密度の高い場所に照射するとき、トリアやケノンであれば、保冷剤で冷やしてから照射するんですよ。
そうすることで痛くなくなるんです。
上の写真は、トリアで脱毛していた人の脱毛中の写真。
次に撃つ場所を冷やしながら撃っていたというのが伝わるかなと。
脱毛したい箇所を冷やす→照射する→チャージ時間中に次の場所を冷やす→照射
という流れになるんです。
わたしはレイボーテのデザインを見て、「次のところを冷やしながら照射できる」と思ったんですよ。
照射のために肌につけていると、自動的に次のところを冷やせる仕様なんだなーと。
ですが、照射モードとクールモードは別モードなので、切り替えないと冷やせないんですよ。
しかも、クールモードから照射モードに切り替えると、照射できるようになるまでチャージ時間がかかりまして。
MAXパワーだと6秒くらいかかるんです。
なので、やっぱり冷やしながら照射するのは無理なんです。
このクールモードは、冷やしながら撃つためのものではなく、一通り撃ちおわった後に冷やすためのものなんですよね。
20分以上使うと勝手に電源が切れちゃう
照射してから冷やすには時間が足りないような…
また、別の問題点として、レイボーテは20分以上連続で使っていると、自動で電源が切れてしまいます。
これは、本体が熱くなり過ぎないようにするためで、他の脱毛器にもよくあることなんですけども。
問題なのは、照射が終わって冷やしている時に勝手に電源が切れられると困るということなんですよね。
まぁ別にその後ちょっとしてから電源を入れてもいいんですけど、説明書には「再度使用するときは10分以上あけてからご使用ください」とあるんです。
照射後に冷やすために、10分も待ってられないですよね。
それなら冷凍庫に保冷剤を常備しておいて、それを使うほうが手っ取り早いという。
クールモードは、発想はいいんだけど、全体的にねりこみ不足なので今後の改良に期待といったところでしょうか…
今の段階でクールモードに期待してレイボーテを買うのは、おすすめできません。
ひげ用のアタッチメントを装着して使用
わたしはすでにひげ脱毛をしていて、ひげはほとんどない状態なので、トリアのレベル3でひげ脱毛を続けているD-Kさんに試してもらいました。
まずは、ひげ脱毛用のアタッチメントを用意します。
このアタッチメント、マグネット式で上からかぶせて使います。
マグネットできっちりとくっつくので安心。
簡単につけられるのが嬉しいですね~
このアタッチメントがどういう効果があるのかわかりませんが、照射範囲を狭くすることで威力が大きくなるとかあるのかもしれません。
照射するときは冷やす必要もなく、そのまま使用
ひげ脱毛に効果があるかは極めて怪しいです
というわけで、実際にひげ脱毛に使ってもらいました。
まずはソフトモードでひげに照射。
まったく感覚がなかったので、レベル5で照射しましたが、余裕。
それならMAXパワーで照射してみようということで、保冷剤で冷やしてから照射しましたが、これまた平気。
というわけで、冷やさずにそのままMAXパワーで照射しました。
結局は「冷やす程でもないかな」といって、普通に照射し続けてました。
肌を弾くような感触で、ちょっと熱いなという程度。
レーザー脱毛器のトリアの場合は奥にぐさっとくるかんじでしたが、レイボーテは表面を弾く感じですね。
照射自体は特に苦はならないとのこと。
ただ、傍から見ていると、レイボーテはテンポが悪いなーと。
MAXパワーだと、次に照射するまでのチャージ時間が6秒かかるんですよね。
しかも、レイボーテのひげ脱毛用のカートリッジは面積が狭いのです。
最大の問題である「これで効くかどうか」ですが、極めて怪しいですね。
まぁトリアのレベル3で1年続けてダメだった人を実験台に使うこと自体が間違いなのかもしれません(;´Д`)
わたしの勝手な予想だと、薄めの人なら効果あるかもしれないなーというところでしょうか。
クールモードは便利と思いきや、
脱毛の後に使ってると勝手に電源が切れて微妙…
まぁそうこうしているうちに照射終了。
照射後は、照射した肌の部分が熱くなっているので、やっぱり冷やしたくなりました。
そこで、クールモードが役に立ちました。
このクールモードは他の機種には無い機能だし、便利だなーと話していたのですが、突然レイボーテの電源が切れちゃいました。
連続で動かしてると本体が熱くなりすぎるんで、自動で電源オフになる機能があるのです。
この辺は他の脱毛器にもある機能なんですけど、冷やしている間に自動で電源が切れちゃうのは困ります><
途中で切れちゃったら、結局は保冷剤が欲しくなっちゃうんですよね。
だったら、最初から保冷剤で冷やせばいいんじゃないかという。
クールモードは使えるような、使えないような微妙な感じでした。
この辺、ちょっとチグハグ感が目立つ機種ですね…
そこそこ使える商品です
でも値段を考えると、敢えてコレを買う理由は無いような…
実際に使った上でのレイボーテの総合評価ですが、残念ながら厳しい評価にならざるを得ないですね。
別に詐欺商品とかでもなく、ちゃんと使い続ければ、ムダ毛はそこそこ薄くなっていくと思いますし、特別扱いづらいわけでもないです。
ただ、どう考えても値段が高いのですよ。
店によって前後するとはいえ、価格帯的に考えて、ちょっと奮発してケノンを買った方がいいですし、なんならラヴィやイーモリジュの方が安くて確実だと思います。
この辺の機種は美顔機能もありますし…
痛みをガマンできるならトリアでもいいでしょう。
つまりまぁ、もっと良い脱毛器が他に色々あるんですよね。
クールプレートも、便利といえば便利ですけど、長時間の連続使用が出来ないとなると扱いづらいですし、別に保冷剤ですみますからね…
イーモリジュ並の効果があって、冷やしながら照射できれば、この価格でもオススメできるのですが…
まぁ、ヤーマンが本格的に光で無駄毛を処理する機器を出したのは今回がはじめてなわけで。
ノウハウをためていって、改良して良くなっていくのを期待する商品といった位置づけでしょうか。
そういう意味では今後は楽しみですね。
ただ、今回のを買うと、まさしく「人柱」かなーと思うのでした。
まぁ、部屋に冷凍庫がないけど、撃った後に冷やしたいとか特殊なニーズにはこたえられますねー(笑
ケノンを実際に使ってみました(1) 購入編
2014年現在、一番おすすめの脱毛器のケノンを実際に使ったレポートです。
詳しい使い方なども別記事で紹介しています。
細い毛にも効果が出やすいので、女性の方はケノンが一番あっていると思います。
トリアを実際に使ってみました(1) 全身を脱毛編 購入編
わたしが全身を脱毛するのに使用したトリアのレポートです。
痛いのですが、太い毛には効きやすいです。
ケノン
トリア
|
家庭用脱毛器 解説
脱毛器 機種別
|
ケノン 口周り |
ケノン あご |
ケノン ワキ |
ケノン もも |
ケノン すね毛 |
ケノン お腹 |
ケノン 足の指 |
ケノン 襟足 |
ケノン ひげ脱毛 |
トリア ひげ脱毛 |