埋もれ毛は間違った自己処理が原因
埋没毛(埋もれ毛)は、毛が皮膚の下に潜り込んでいる状態のことをいいます。
この埋没毛が起きる原因は、無駄毛の自己処理の失敗にあります。
間違った自己処理により、毛穴が傷つき、かさぶたができたり傷同士が癒着して、毛穴がふさがってしまい、無駄毛の出口がなくなったときに起こります。
こうなると、毛穴という出口が無いので、無駄毛は皮膚の下でとぐろを巻いたり、あらぬ方向に伸びるしか無いのです。
たとえば、無駄毛処理時に先端が尖ってしまった場合、毛穴が皮膚の下を傷つけてしまい、埋もれ毛の原因になります。
また、剃るときに深剃りし過ぎると、皮膚を傷つけてしまうことがあり、これまた埋もれ毛の原因になってしまいます。
たとえば、キレイに剃ろうとしてカミソリで深剃り、逆剃りした場合。
この場合、毛穴が傷ついたり、毛先が尖ったりすることがあります。
そうなると、埋没毛になる可能性があります。
また、毛抜きで抜いた場合も、上手く抜けずに途中で切れたり、毛穴を傷つけてしまい、埋もれ毛になりやすいです。
特に、ソイエやブラウンなどの、抜くタイプの電気脱毛器は危険です。
このタイプの脱毛器は、毛の生えている方向を無視して強い力で引っ張るので、上手く抜けずに途中で切れやすいです。
結果として、抜くタイプの脱毛器は最も埋没毛ができやすい処理方法といえます。
わたしも、このタイプの脱毛器を使用して埋没毛に悩まされました…
埋没毛ができないようにするには、電気シェーバーで剃るか、そのまま伸ばすか、脱毛してしまうかになります。
すぐになんとかしたいなら、ほじくり出せばいいけど
色素沈着の恐れあり
埋没毛はそのままにしておくと汚らしいので、なんとかしたいですよね。
一般的に針や毛抜きなどでほじくりだすことが多いのですが、色素沈着の原因になります…
また、皮膚が腫れたりとろくなことになりません。
本当はこの対処はやめておいたほうがいいです。
とはいえ、気になるのでなんとかしたいとものですけどね(;´Д`)
ほじくりだす以外だと、お風呂上りに皮膚が柔らかくなった時にガーゼで軽くこするなどの方法もあります。
出てくるとは限りませんが、試してみるといいかもしれません。
その他、放っておくと勝手に分解されるので、それまで待つというのもありですが、気になりますよね…
あと、それでも結局は色素沈着の恐れがあります。
一番いい対処法は、脱毛してしまえば、埋没毛も一緒に無くなることが多いです。
というのも、埋没毛もレーザーや光に反応するからです。
埋没毛を解決するだけでなく、その毛根も始末できます。
ただ、脱毛でも一発目で効果が出るとは限らず。
何度か繰り返すことで埋没毛もなくなっていきます。
脱毛に関しては、脱毛サロンに通ってもいいですし、家庭用脱毛器を使うのもいいでしょう。
基本的にはそのまま分解されるけど、
色素沈着をおこすこともあります
無駄毛は、時間が経つと自然に抜け落ちます。
埋没毛の場合も同じで、自然に抜け落ちるのですが、抜け落ちた毛は自然に分解されて、体内から排泄されます。
ですから、殆どの場合は放っておけば綺麗になります。
ただ、稀に色素沈着や炎症を起こすことがあるようです。
炎症をおこすと、毛嚢炎(もうえんのう)という症状になることがあります。
毛嚢炎になると、毛穴が赤く盛り上がって、ニキビのようなかんじになります。
あまりに埋没毛が多くて悩んでいる場合は、脱毛してしまうことをオススメします。
脱毛すれば、埋没毛も一緒に処理できます。
すね・ビキニライン・脇・お腹などができやすい
埋没毛が出来やすいのは
・太くて強い毛
・先の尖った毛
・皮膚が柔らかく、生える方向がバラバラの部位の毛
上記のような条件の毛です。
まず、太くて強い毛が埋没毛になりやすいです。
経験上は、すね毛は特になりやすかったです。
生えている本数も多いですし、ソイエなどで一気に抜く人が多いです。
ソイエを足に使い続けると、ほぼ確実に埋没毛に悩まされます。
逆に、ひげや眉毛はこの条件に当てはまるにもかかわらず、経験上、あまり埋没毛になりませんでした。
また、脇やビキニラインも埋没毛になりやすい部位です。
これらは、もともと皮膚が柔らかく、動いているときに重なりあったりする部位です。
この部位は、皮膚がシワになって圧迫されるため、毛が出てきにくいのです。
さらに、生えている方向もまちまちなので、抜くときに毛の流れとは逆の方向に抜こうとして、毛穴を傷つけやすい部位です。
わたしの経験上では、おへそ周りも同様の理由で埋没毛が出やすかったです。
ケノン 口周り |
ケノン あご |
ケノン ワキ |
ケノン もも |
ケノン すね毛 |
ケノン お腹 |
ケノン 足の指 |
ケノン 襟足 |
ケノン ひげ脱毛 |
トリア ひげ脱毛 |